2017.09.26更新

 バロック音楽の大作曲家ヘンデルは食欲旺盛、ビール・珈琲がぶ飲み、タバコも吸い過ぎるという不摂生・不健康のため、35歳の時には相当に肥満していたようです。
 それでも何とか生き延びて、56歳の時、名作「メサイヤ」を第一部「予言とキリスト降誕」を1週間、
第2部「受難」を9日間、第3部「復活」を6日間、最後のオーケストレーションに2日間、トータルわずか24日間で大曲を作曲してしまいました。
 その間、ご飯も食べずに珈琲をがぶ飲みして、と見てきたかのようなことを言いますが、その作曲中にボーイが珈琲を持っていくと、ヘンデルは前の日の夕食に手も付けず「天井の一角をじっと見つめ」その眼からは大粒の涙があふれていたと言います。 天才に神が降臨した(おおげさかな)瞬間です。
 ヘンデルの演奏会の予告ポスターに「チケットはバストン・コーヒー店またはトム・コーヒー店で売ってます」とありますから、その好事かぶりが知れます。今回はお酒の話ではありませんでした。

投稿者: 税理士法人SETACS

2015.03.03更新

 2015年5月18日から新築工事のため数年間休館するブリヂストン美術館は、その休館前に「ベスト・オブ・ザ・ベスト」と称して、休館日前の5月17日まで美術館が所蔵する有名で価値のある絵を惜しげもなく展示しています。
 ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」「女の顔」、セザンヌの「帽子をかぶった自画像」、マネの「自画像」、マティスの「青い胴着の女」、ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」ゴッホの「モンマルトの風車」、ルソーの「牧場」、モネの「睡蓮の池」、日本画家では、藤島武二の「黒扇」(重要文化財)、藤田嗣治の「猫のいる静物」などなど見どころ満載作品がそろっています。
 私がその中でも何が好きかと問われると、「牧場」「モンマルトの風車」も捨てがたいのですが、デュフィの「オーケストラ」を一位に挙げたいと思います。
 デュフィの絵は、青、赤、緑、黄色の原色の使い方と自由に飛び散るかのような線のタッチが素晴らしく、絵から漂うユーモアとかわいらしさの世界に引きずり込まれます。
 またデュフィ自身がヴァイオリンを弾くだけあって、デュフィの作品には音楽の旋律が流れているかのようで、特にこの「オーケストラ」は絵の前に佇むとモーツァルトのフィガロの結婚の序曲が聴こえてきます。 今がチャンス、ブリヂストン美術館休館前に行ってみてはいかがでしょうか。

投稿者: 税理士法人SETACS

2015.02.06更新

 最近、歳のせいか海外の本、外国の人の名前がたくさん出てくる本は名前を覚えるのが一苦労なので、出版されてすぐには読まず、すでに評価の高い本しか読まないようにしています。そこで2014年「このミステリーがすごい」の海外部門1位に選ばれたということで「その女アレックス」読んでみました。
 評価に違わずにアレックスはとてもとてもすごい奴でした。
 ネタバラシになるので内容をお伝えすることはできませんが、このような展開を見せる小説は初めての体験でした。予想もつかない展開と言うか、奇をてらったわけではないのに、完璧でいて手の込んだプロットに痺れます。合間合間に刑事の過去とか心理描写が冗長に出てくるのはなるべく飛ばして本筋を読んでいくと、電車に乗ったまま目的の駅は遥か後ろの方に遠ざかることでしょう。。
 ぜひ、ミステリー新体験を味わってみてください。

投稿者: 税理士法人SETACS

2015.01.19更新

 神保町の古本屋をふらりとして茶色く変色した探偵小説をちらりと読むと、現代でも通用するようなトリックが描かれていました。
 主人がお客にカクテルを振る舞うのですが、そのカクテルが確か「白婦人」(ホワイト・レディ)という名前でジンとコワントローとレモンジュースにオレンジを絞ってシェーカーを振ります。
 主人はそれを自分のグラスに入れて味見をしますが、シェーカーをそのままにして絞ったオレンジの皮を押して顔の形を作り「おいちーかなー」みたいな赤ちゃん言葉でお客さんに話しかけます。 
で、しばらくしたらシェーカーからお客さんのグラスにカクテルを入れて、お客さんが飲むとみんな悶絶して死んでしまう、主人も味見をしているのに死なない、刑事が調べてもわからない。
 謎解きは、氷に毒が入っていて、溶ける前に味見をした主人は助かった。
 これを読んで、旧聞に属する話で恐縮ですが、カレー殺人事件を思い出しました。
 もしかしたらカレーの鍋に毒を溶かした氷を入れておいたのかもしれない、最初に食べた人は氷が溶けていないので死なないが、だんだん毒が溶けてカレーに浸透をはじめる。
 もしかしたら、あの犯人はその小説を読んでいたのかも、怖い話でありました。

 

投稿者: 税理士法人SETACS

2012.09.10更新

  読書は、娯楽のための脳を楽しませる本や趣味のための本などを読む分には良いのですが、教養本、ビジネス本を大量に読む人には脳の毒になる可能性があるのでご注意を。

 というのも、いわゆる読書家という人たちは大体が活字中毒でもあり、目の前に活字がないと落ち着きません。電車内で本のストックがなくなると、途端に奴の目は落ち着きを失い社内の広告をむさぼるように読み、終わると目はキョロキョロと挙動不審者と化し、隣の女性を上から下まで舐めるように観察し、洋服のタグを見つけると洗濯機で洗えるかどうかまで確認します(たぶん)。

 ちょっと話がずれましたが、大量の読書がなぜ脳によろしくないのかというと「読書をするということは、他人の頭でものを考える」ということだからで、他人の書いた本を次から次へと読むのですから、自分の頭で考えることができなくなります(なるはずです)。

 かく言う私も本が好きで活字中毒症の感もあり、電車で女性の下着のタグを見つけて、、、ということはなく、なぜならば私のアイパットには常に100冊くらいの本がインストールされ、仮にこのストックが切れたとしても、ドロップボックスとシュガーシンクというオンラインストレージには自炊(自分で本をバラしパソコンにスキャンしたもの)した本が5000冊は入っているので大丈夫です。

 再び話がずれましたが、私は本を大量に読む弊害を無くし、さらには脳内活動を活性化するために昔から「ブレンストーミング読書」をやっています。

 それは全く違う分野の本、全く興味のないの本・雑誌を含めて10数種類を同時に読んでいきます。経済本、ビジネス本、ミステリー、時代小説、ファッション誌、パソコン関連などなどです。

 ちなみに今は、マイクロワールド下、楊令伝10、舟を編む、最強の文具活用術、消費増税亡国論、年金倒産、トリプルA小説格付会社、インサイダー取引で儲ける人たち、すべての病気は治らない、ワケありな名画、酵素が免疫力を上げる、手塚治虫の火の鳥と陽だまりの樹、いつかここで井上誠一のゴルフコース、鍋の美味学、90台はいつでも出せる、ゴルフが突然うまくなる魔法の名言集、その他文芸春秋などの月刊誌数冊と綾瀬はるかが表紙のファッション誌などを読みまた眺めています。

 効果があるかないかは、まあゴルフの腕を見ての判断ということになりましょうか。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.01.07更新

 2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」は、そのストーリーは日本人の良く知るところであるし、龍馬の福山さんや岩崎弥太郎役の香川さんを中心としたキャストもさぞ土佐弁の猛勉強をしただろうなという努力を感じ、とても楽しく見ることができました。

 その最終回にあの悲劇が起きるとは・・・龍馬が中岡と旅館の2階にいるところを暴漢に襲われ深く傷つき、「なかおかー、おれは、いかん」と最後の名場面にまさか、まさかのあのテロップ。

 「愛媛県知事選新人の中村時弘氏当選確実」この文字が龍馬の、福山の顔の上で踊る踊る。「1年間観てきた結末がこれか」「龍馬伝の結末が愛媛県の選挙結果か」など、NHKにはものすごい数の抗議電話が入ったそうですが、まさにNHKらしいと言えばNHKらしいミス。ひどいものです。

 民放でも番組最後にテロップの「提供」という2文字がちょうど両目に入っているシーンを見かけますが、NHKはひどすぎる、来年の大河ドラマはこうならないよう何とかお願いしますよ。

投稿者: 税理士法人SETACS

2010.10.16更新

青森に釜を持つ陶芸家の今井さんは世のイメージにある、いわゆる頭の毛ボサボサ、ヒゲ茫々のいわゆる偏屈な陶芸家ではなく、穏やかで実直そうな風貌の持ち主です。

しかしその行動は大胆でいて、目立ちたがり屋のところもあるのか、100mという世界で一番長い登り釜を作り、ギネスブックにも登録されています。(と思う・・・すみません、未確認です)

その100mの登り釜がダイナミックなスケールで、製作費なんと8000万円、燃やした赤松代が、な、なんと6000万円、3ケ月と半月の間に3人交代で、毎日24時間休むこともなくぶっ続けで、8分ごとに100本の赤松を釜に投げ入れるなんて所業は、相当に目立ちたがり屋、いや失礼、陶芸への情熱がなければできることではありません。

この釜はとうてい自腹でできるわけがなく、新潟県柏原市のイベントで当時の総理大臣小渕さんが国にお金が余ってどうしようもなく地方に1億円をばらまいた時に実現したもので。(すみません、これも未確認です、なんせシャンパンやらワインなどをいただきながらお話を聞いたもので・・・)

今井さんの作る壷は三線という三つの線が入っていて、その間に「空」「風」「火」「水」「地」が存在するという深い意味がある物で、昔はお墓の中に、その壺に教典や鏡などを入れて埋めたそうです。

釉薬を掛けずに焼くことにより「空」「風」「火」「水」「地」のすべてから壷に「良い味」をもらうというある意味釜まかせなところがある反面、作る過程のすべての作業に理由(わけ)があるという科学性を持ち、また歴史にも夢を馳せ、「信長、秀吉のころはこの壺一つで戦争が起きたものです」と朴訥に語る今井さんの次なる目標は150mの登り窯です。100mで1億4千万円かかったのだから、150mに換算すると2億1千万円です。一人20万円で壺を買う予約をして、壺を1千個作れば登り窯代はペイできます。(儲けはないのか?) 何とか完成させてもらいたいものです。

投稿者: 税理士法人SETACS

2010.09.10更新

経済には「100年に一度の不況」が5年に一回やってくるとも言われていますが、その伝で行こうとも行かなくても、この本は100年に一冊の傑作と言える でしょう。私が学生時代にむさぼり読んだフレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」と同じような興奮を覚えました。
去年の発売なので、今さら何言ってるのよと怒られそうですが、そんな声は無視して、この本は最高に面白いのです。小説を面白くするためのストーリー性、ス ピード、主人公のユニークさ、主人公への感情移入、展開力、知性、あらゆる要素が詰まった宝物のような本なのです。三部作で構成されていて各部に上下の計 六冊は、電車に乗っている時は目的駅で降りるのを忘れ、ご飯を食べているときはお箸にラッキョウを挟んだのを忘れ、夜は寝るのを忘れ睡眠不足となることが 必至でしょう。
 ただ残念なお知らせとしては、作家のスティーグ・ラーソンは仕事中毒なのか1日60本のたばこのせいなのか50歳の若さでこの世を去ってしまいました。 次回作はありません。合掌。尚、籍を入れずに長く暮した内縁の妻は未入籍のため多額の印税を受け取れずに国に没収されたそうです。さらに合掌。

投稿者: 税理士法人SETACS

2010.09.10更新

我家と事務所にあふれる本と雑誌はもはや物理的に片づけることが不可能になり、夜中のちょっとした地震でも翌日には、私のまわりだけは床に落ちた本が散乱しています。
 本に埋もれて死ぬのなら本望だろうという人がいますが、もちろんそんなのは本望ではありません。
 そこで、本と雑誌はなるべく捨てることにしました。やり方は、まずは本(雑誌)を紙類の大切断機であるPlusのPK-513で背表紙から5mm位のと ころを切断します。次に、その切断してバラバラになった紙たちを富士通のScan Snapであっという間にスキャンしてPDF化します。
 これを保存して読みたい時に読めば良いのです。さらに、Sugar Syncに入れておけば、この本(雑誌)は事務所でも家でも、通勤途中のiphoneでも読めます。
 しかし、この本はとっておくけどこの本は切断するという決断に踏み切れずに悩む毎日です。

投稿者: 税理士法人SETACS

2010.09.10更新

両国は江戸東京博物館で、「写楽 幻の肉筆画」をやっています。
 これは日本・ギリシャ修好110周年記念特別展で、副題に「ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより」とあり、ギリシャで発見された写楽の肉筆画を展示されているといいます。
 「それは楽しみだ」と、押っ取り刀で駆けつけると、それはそれはびっくりしましたね。
 何と、写楽の絵はたったの一つしかありません、しかも小さい扇子絵で、これが写楽の肉筆画ですのでお客様方はありがたく拝んでください、と言われてもなあ、ほかに飾ってある絵も写楽じゃないし。
 9月6日まで開催しているそうなので、写楽に驚きたい方はぜひ足をお運びください。

投稿者: 税理士法人SETACS

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