2011.10.31更新

 1.    大根の災難

 台風の後にマイ畑に行くと、この前播いた大根の種がほとんど発芽していませんでした。

 「ガッティム、台風の奴め」と大根の畑に倒壊したゴーヤの柱と飛び散った白い防虫のための網を見ながら、荒れた土の上に右ひざを落としました。

 今回の台風が大きいことはよくわかっていましたが、ここまですごいとはと茫然自失としていたら、「あ、林さん、大根の種、コオロギに食べられちゃったね」と畑のベテランに声をかけられました。

 「こ、コオロギですか」と振り向くと、「コオロギは大根の種が大好きなんだよね」と言ったベテラン氏はいそいそと自分の畑方向に去るところで、私がまた自分の畑に目を落とすと、ほとんど土のみの状態で荒れ地が広がっています。

 皆さんもコオロギに気を付けてください、と言っても大根の種を土日に播く人はあまりいないでしょうから、参考にはならないでしょうが、それにしても「コオロギめ、無農薬だからって調子に乗りやがって」と、悪態をつきつつも、倒れた茄子の枝から収穫した汚れた茄子を播きなおした大根の種の近くに置き、「コオロギよ、君たちはこっちの方が好きだろう」と汚れた茄子でのかすかな意趣返しをすることくらいしかできないくらい、被災後の素人には知恵はないものなのですね。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 1.    中国富裕層の富裕ぶり

 日欧米は中国経済は大丈夫なのかと心配をしていますが、逆に中国では海外経済は大丈夫なのかと警戒をしています。

 中国での富裕層の広がりはすさまじいものがあり、中国富豪ランキングによると、10億元(約121億円)以上の資産を持つ富豪の数は昨年の4000人から今年は何と75000人に増加しているとのことです。

 その富裕層は、上海に乱立するポルシェ、ランボルギーニ、超高級時計店、高級ブランド店で気軽に買い物を楽しみ、中国はいまや世界ラグジュアリー市場の20%を買い漁っています。

 しかしその75000人の富豪に占める不動産業者の比率が多く、特に上位50人のうち27人が不動産業者で、この不動産バブルが崩れたら世界ラグジュアリー産業は大打撃を受けるだろうし、その他の市場に影響を与えることにもなるでしょう。中国ショックが迫っている!?

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 先日、某カード会社の女性から電話があり、「昨夜インターネットのM社で購入した物についてお尋ねしたいのですが」と耳元で囁かれ(電話だから当たり前なのですが)、「はっ!何かヤバイものを買ったのだろうか」と何もやましいこともないはずなのに軽くではあるが動揺をし、「何かありましたか」と、職質を受けた人のような受け答えをしてしまいました。

 「あっ、いえ」、電話の向こう側でもこちらの心の動きを察したように、「いえ、ただのお尋ねですので」、、、安心してくださいとは言いませんでしたが、滑舌がやや悪くなりました。

 それでもさすがにこのような電話をかけなれているのでしょう、滔々と説明をしてくれます。

 その内容は、「昨夜、M社で1,500円の買い物をした後、続けて4万円のものを買いましたか、買ったのであればそれでよろしいのですが、いかがでしょうか」というものでした。

 まだかすかにやましくもない心が揺れ動く中年は「ちょっと待ってください」と必死に昨日の記憶を辿りながらM社のサイトを開いてみると、そこは見たこともないサイトで「アーここでは何も買っていないですよ、何か買ったことになっているのですか」と尋ねると、「やはりそうでしたか、最近このような犯罪が多くなっていますので」、用心のためにお電話しましたとのこと。

 どういうことかと言うと、最近のカード犯罪人たちはコンピューターで名前、カード番号、誕生日を一致させるシミュレーションを何億パターンも繰り返させ「これだ」というパターンを見つけると、まずは試しに1,500円くらいで何かを購入し、それで購入ができたら、4~5万円の物を買ってしまうということです。

 その知恵と労力とアイデアを他に使えばいいのにという安直な言葉を凌駕するIT能力。

 怖いですね、すごいですね、カードの明細書は毎月ぜひ確認しましょう。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 ギリシャ発の負のドミノ倒しは、世界同時不況に苦しむ世界各国を揺さぶり、サブプライムローンとリーマンショックをいまだに引きずるアメリカのボディを打ち、富める国と貧する国が一緒になってしまってただでさえ倒れそうなユーロ加盟国をなぎ倒し、円高・膨らみ続ける借金・国債の格下げ・起きてしまった震災とこれから起こるかもしれない震災への心の揺らぎ等々に弱り切った日本を叩き潰しかねない状況になっています。

 これを無策の政治家に頼ってもしょうがないので、民間は知恵を絞ることになります。

 「未来への知恵は過去に学べ」ということで、過去の景気のサイクルを見ることにしましょう。

 フランスの経済学者ジュグラーさんは、経済活動を行うための設備投資は7~10年ごとに行われることが多いため、物価や金融の利子率も7~10年周期で大きく変動すると言います。

 この周期による景気変動を見越して長期計画を立てる大企業が多いので、中小企業もその辺が戦略の立てどころになるかもしれません。

 またアメリカの経済学者キチンさんは、景気がよくなると企業は在庫を満杯にし、景気が悪くなると在庫を空にしていくということに注目し、40か月(3~4年)の周期で景気が上がったり下がったりしていると言います。

 こんな不確実な時代だから、このような周期は今の世界には当てはまらないのかもしれませんが、過去の右往左往した経済状況の中でもこの周期は確実に繰り返されているそうなのです。

 この周期を信じるか信じないかがこれからの我々の運命を決めるのかもしれませんね。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 1.    親の小言と茄子の花

マイ畑の茄子が次から次へと実を付けていきウキウキと我家に持って帰ると、普段は人をほめない私の妻が「まだ冷蔵庫にたくさんあるわよ」とやはりほめない。その割には茄子を塩で揉んで旨口しょうゆをかけて出したり、一緒に採れたオクラ、ゴーヤや冬瓜と一緒に薄味で煮つけると「美味しい」と言いながらよく食べる。

まあかように茄子はたくさん実を付けてくれるのですが、先日そのような話を人生経験豊かな先人にお話をしていたら、そうね「親の小言と茄子の花は千に一つも間違いがない」からねと、素敵なことを言われた。確かに、茄子の花は必ず実になるなあと茄子とそれを親の小言と並べた昔の人のコピー能力に感心しました。

そう言えば「秋茄子は嫁に食わすな」とはどのような意味かと調べると、①憎らしい嫁に美味しい秋茄子を食べさせるな、②秋茄子は身体を冷やすから大事な嫁に食べさせるな、③秋茄子は種がないので子種がなくなるから食べさせるな、などとありますが、どれが正しいかという話は机上の空論に近く、嫁の姑の性格というか気持ち次第なのでしょう。

茄子にはコリンという機能性成分が含まれていて血液降下、胃液分泌、肝臓機能を高める働きがあり、またナスニンという最近話題のポリフェノールもたっぷりと含まれているので、コレステロール値を下げ動脈硬化も防ぎ、体内に発生した活性酸素も消去し、さらにはガンを予防する物質を野菜の中でも多く含まれているそうです。

何故か茄子が嫌いな息子に「体にいいんだから食べろと」と親は小言をぶつくさと言うのでした。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 1.    天才には教えてもらえない

 この世には自薦にせよ他薦にせよ天才と言われる人は多くいます。

 かく言う私も、机の上で丸めた紙くずをゴミ箱にカーブを付けて投げ入れて「フフフ天才だな」と一人で立てた右手の人差し指の先を「ふっ」と吹いたりもする。

 そんな自薦天才ではなく他薦の天才の話なのですが、現役中は天賦の才能を発揮する人が弟子や後進の人を指導するときに名伯楽になれるかというと必ずしもそうではないことは数々の歴史が証明しています。

 特に独自の感覚で天才と呼ばれるようになった人たちは感性で指導するのでなんか面白い。

 以前子供の野球教室でゴロの取り方を伝授していた長嶋茂雄さんは、他のコーチである篠塚さんや立浪さんを「えっそうですか、私はこうやりますけど」と慌てさせていた。

 王貞治さんが熱心に教えていた松中が数年して「やっと王さんの言うことが分かった」時には既に彼の体力は下り坂になっていました。

 このような事態は実務の中で直接人が人に教えるようなスポーツ界だけでなく、ノウハウ本やいろいろな本を読んでいても感じられます。

 まあ書いている人が天才かどうかの論はここでは問わずに、本を読み進めていくと、

 ①.経営者として成功するには「人の心を捉えれれば人は付いてくるから、、、」と言われても、その人の心を捉えるのが大変なんだよとなるし、

 ②.整理や片付けをするのは簡単さ「書類はやったそばからファイルして並べていけばいい」、、、だからね、それができないからあっちもこっちもハチャメチャになるわけで、

 ③.ゴルフでパープレイの72を出すのはちょろいものでね「パー4のホールだったら1打上手に打てればいいんだよ、ドライバーがダメだったら2打目でグリーンに近付けて後はピン側に近付ければパーで上がれるよ、2打目がダメだったら3打目で寄せワンしてパーだよ」と続く、、、その1打が打てないんだよーーー。

 ④.果ては、馬券を当てたければ勝つ馬を買えばいいんだよ、ホームラン王になりたければ一杯ホームランを打てばいいんだよとヒートアップをしていく天才たち。

 凡人は天才に教わることは出来ないものなのです。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 1.    日本人の選択

 民主党の選択は小沢一郎にひれ伏したのであろう海江田万里ではなく、反小沢の野田佳彦を日本の総理大臣に選びました。

 なでしこジャパンが世界を制したときに、「次は、よしひこジャパン」と言って恥ずかしそうにうつむいた男の首班指名後のあいさつはなかなかの力強さで、ほとんど人のことをほめない私の妻が「鳩山・菅とは違って眼力があるのがいいかな」と控えめにほめていた。

 これから2年後に日本人が彼を選択するかは、坂道を崩れるように転がり落ちていく日本国という雪だるまの加速を緩やかに停止させるかどうかにかかっています。

 震災からの復興、原発問題の終息、円高、不況、外交などの難問の中の難問に対処できるか否かが日本国そして日本人の未来を決めます。 

 特に、自から鳩までの甚だしい外交音痴とポカン顔で音痴以前の問題で外交に全く取り組まなかった菅の無為無策により中国の脅威が東シナ海から押し寄せてきます。

 中華思想を色濃くして生きた中国覇権主義は、日本で震災が起きた月の末に「2010年中国の国防」を発表し、これからの10年を<重要な戦略的好機の時期>とし、南シナ海も東シナ海も完全にターゲットとして捉えたようです。

 南シナ海を荒らす中国に反発するベトナム、インドネシアなどの国に対して「分相応な欲」と中華思想そのものの中国に唯一対抗しなくてはならないはずの日本国の力は震災で削がれたのか。

 法人税減税をせずに復興財源に回すか回さないか程度で内輪揉めをし、減税しないなら海外依存するしかないなと日本を飛び出していく多くの企業の図式は円高よりも危険な状況です。

 中国を筆頭に軍事力増強にバンバンと予算を組んでいく東南アジア各国の中で震災からの復興にもがく日本の首相になった野田よ、日本を「ノーサイド」にしないようがんばれよ。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 最近、もう何十年も生きていて毎日付き合っていた朝と夜の常識が覆されることが多々あり、自らの不明を恥じ、忸怩たる思いもし、これからの生きる道を問い直していこうかというほどのものではないのですが、人生での大切なことを実感するものがあります。

1.借りている畑のオーナー兼指導員が言うには、「野菜は朝よりも夕方のほうが水分を取り入れやすいので、できれば水は夕方にあげてください」・・・朝だと思っていた、これから陽が出て暑くなるので水を上げていたのに、野菜君たちには関係なかったのですね。

2.朝どれの野菜は美味しいと思っていましたが、実は夜どれのほうが美味しいということ・・・朝は野菜が深呼吸している状態で吐くときに旨みが逃げてしまう。それに対して夜は呼吸が浅くなるから吸収した養分のもれが少なくなり美味しいということです。でも、夜の畑に懐中電灯を持ち込んでいったら、どう考えても野菜泥棒に間違えられそうで、これは我慢します。

3.朝のランニングは空気が気持ちいいし、なぜか体にいいと思っていたが、実は夜の運動の方が体に良かったのだ・・・朝は交感神経が高く血液が収縮し、うっ血していて筋肉が硬く身体も硬いのでケガにつながりやすい。起きたばかりの身体がまだ目覚めていない段階でのジョギングがどれだけ身体に負荷をかけているのか、朝は一日で一番頭が冴えている時間帯なので、「朝は身体ではなく、頭を使うべき」。夕食後の就寝までの散歩が最高とのことです。毎日酒を飲んで帰る人にはかなり厳しい注文。健康に生きるって大変なことですよね。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 あまり聞きなれないのですが、「ナンピン」なる言葉がこの世にはあります。

 株やギャンブルをやる人にはなじみ深い(?)響きで、しかも過去の悲しい思いでさえも自らの胸を去来する言葉なのでしょう。

 意味は、自分の買った株が値下がりしたら、その株をどんどんと買い増していって、株の平均コストを下げていく手口のことです。

 最初に買ったのが1000株500円で50万円、株が下がって300円の時点で1000株買って30万円、これで平均の買値が40万円になるので、今の株価30万円が40万円になれば元が取れるというものです。これを値が下がるたびに繰り返していくのです。

 相場が反転すると大儲けできるのですが、世の流れに逆らっているわけですから下がっていく株を買い続ける資力がなければ大損の可能性があります。

 これは原発問題以来、急落していく東電株をどんどんと買っていくようなものです。安定した高配当で銀行の利息よりも魅力的だった東電株を持っているのはほとんどが善良な一般国民と推測されますので、このような冒険はできないでしょう、

 そもそも「ナンピン」は「難平」で「難(損)」を均すという、米相場の隠語です。

 かの遊里島原でも「ナンピン」は使われ、客のつかない大夫は客のつく大夫との平均で成り立っているのにえばっているなどの句を西鶴も読んだようです。

 今の日本のトップは、「菅」ですが、値が上がるような人材が上にいないので、仕方がないと「菅」の下の人材を買い続けて「カンピン」したら無能さが平均化し、誰でも良くなっていくのか、うーん、日本の未来は一体どうなってしまうのでしょうか。

投稿者: 税理士法人SETACS

2011.10.31更新

 日本全国に漁港は2,914港あります。

 そのうち岩手県には111港、宮城県に142港、福島県に10港あり、そのほとんどの港で防波堤が壊れ、大きな被害が出ているのはテレビでの報道でその映像は記憶に新しいものです。

 その中で、農業には農協がありますが、漁業には漁協があり全国では2,700あります。

 そのうち70%の漁協は、本業は赤字ですが最終の組合収支は黒字になります。ここに現日本漁業の大問題があります。漁業の収支には本業のほかに「その他の収支」というものがあり、その中に原発、セメント工場、空港などなどの補償金・補助金が多額に入っていると思われます。

 また県は漁協に漁協権を与えているので、漁協は海で魚貝を養殖したり獲る権利、生け簀や筏を設置するに必要な漁協権を数十万から百万円以上で行使料として徴収しています。

 ここにメスを入れようというのが宮城県知事で、「地区の漁業者世帯数の70%が構成員になっている法人」「構成員の3分の2以上が特定区画漁業に常時従事する者」・・・要するに新しい漁業法人・・・に漁協と同じ権益を与えてしまい、閉鎖的漁業の改革をしてしまおうというものです。

 これは震災前からの提案で、漁協の猛烈な反発にあって頓挫していたのですが、震災で壊滅した港の復興とともに「やってしまおう」という強い意志を感じます。

 まあ結局は県の管理の法人を作ろうとしているわけで、今は自分で天候や潮を見て船をどこに出すのかを決め、魚群探知機で魚を探していた漁師さんたちが会社の社員になり、船長のことを部長と呼ぶようになり、「おい課長補佐、網を引け」「網が破れているじゃないか、網の手入れは主任の仕事だぞ」てなことになることも考えられますが、いずれにしても相当な時間と労力がかかることは想像に難くありません。

私などの部外者考えでは、どうせ漁協以外に許可を与えるのであれば、民間企業や個人の漁師の方々に直接許可を与えてしまった方が改革は早く進むのではないのかと思われます。

 また、こういった改革に漁協以外で真っ向から反対する人たちもいます。

 この漁師の賃労働者化は、その昔封建性社会から資本制社会に移行するときに、ヨーロッパでは杭を打たれた土地の中に縛り付けられていた農奴が解き放たれ、この農民たちが労働者階級となり強制的に資本主義の基礎を構築した歴史と酷似しているというのです。

 有名なマルクスのエンクロージャー(囲い込み運動)理論(今回は格調高いなあ)ですが、これは極端な話として受け止めるとしても、現実の問題は、約20%しか後継者がいない問題であり、東北で獲れた魚を食べてくれるのかという問題であり、人の英知が確かめられるこれからです。 

投稿者: 税理士法人SETACS

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